七つの大罪

お客様の変容ホロスコープ

21世紀に「罪」について語ることは可能でしょうか。中世に生まれた宗教的な罪と戒律の一覧表に、現代人はもはや容易には親しめません。しかし罪とは、必ずしも宗教的世界観だけを映すものではありません。むしろ「罪」は、内なる衝動や破壊的傾向との葛藤、そして人生に創造的な何かをもたらそうとする努力に深く関わる、基本的な心理力かもしれません。

七つの大罪という考え方は、関連づけられている宗教的世界観より古い起源を持ちます。これは、魂が天上の源から地上生活へ旅するという神話的物語に属します。この古い文脈での罪は、生命そのものへの抵抗であり、生命力の創造的展開を妨げて破壊的結果を招く内面的力学を映します。

七つの大罪は、太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星という七つの個人天体で象徴される、人間の七つの基本的資質に基づきます。各資質は光と闇の両面を持ちます。この両極を意識的に扱えば、人生は豊かで充実します。無意識のままにすると、困難と不幸を招くこともあります。

この深遠で心理学的基盤を持つ分析において、リズ・グリーンは出生図を七つの大罪という古来の概念から検討します。各罪がどのようにお客様の生活に現れるか、どの創造的潜在力を妨げるか、そして一見破壊的な力学をいかに建設的で人生を高める表現へ転換できるかを示します。

『七つの大罪』は、お客様の出生図に示される各罪の創造的側面と破壊的側面の両方を論じます:

• 嫉妬 - 生涯にわたる深い自尊心を支える内なる本物さを見出す
• 暴食 - 新しい気づきの次元を開く力強い内的志を発見する
• 憤怒 - 怒りと憤慨を勇気と自己肯定へ変容させる
• 傲慢 - 内なる自己への愛を体験する
• 色欲 - 深い美と喜びの内的体験を実現する
• 欺瞞 - 現実的で倫理的な適応を可能にする世俗的知恵を育む
• 怠惰 - 無気力と抑うつを平静さと人生の周期性の受容へ昇華させる

本ホロスコープにおいて、著者でユング派分析家でもあるリズ・グリーンは、現代を代表する占星術家の一人です。彼女の人格の展開と癒やしのプロセスに関する深い知識が、この作品に凝縮されています。

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